monoTone
最初に反応したのは、ヤス。
大輔も、そのあとにヤスと同じ言葉を言い、
徠斗と美月は、青い顔をして、はる君と京介
は、口を開け、ポカンッとしてる。
真夏は、いつも通りだった。
「真夏〜、アイス買いに行こうよ〜」
「そうだね。アイス食べたい」
ふたりで財布を持って、席を立つ。
「日向、お前嘘つくなよ!?」
「はぁ?あたしが、何の嘘をついたのよ」
ヤスと大輔が騒ぎ出す。
というか、大輔に嘘つきなんて言われたの、
初めてなんだけど。
「チビ、てめぇ、まだ宿題終わるはずねぇだ
ろ!?嘘つくんじゃねぇよ!!」
「だから、ヤス!!あたし、チビって名前じゃ
ない。日向だから。ていうか、まだ宿題終わ
るはずないじゃない!!あと、感想文と、強敵
の数学ワークが残ってんのよ!!」
あぁ、数学やんなきゃいけないって思うだけ
で、気分重いんけどぉ…
「数学のワークだけだと!?」
「数学が苦手なの!!今日だけじゃ終わんない
のよ!!」
「…数学、苦手なのか?」
ギャンギャン騒いでた大輔とヤスの隣から、
京介の声が聞こえてきた。
「あっ…」
数学、苦手なの…大輔にバレた?
「…苦手なのか?」
「あ〜、あはは…」
苦手ですが、何か!?
あたし、いつも数学が足を引っ張って、順位
が下がるのよ、悪い?
「…教えてやろうか?」
「えっ?」
マジですか!?
このあたしに、勉強教えてくれる人、現れち
ゃった感じですか!?
「教えて!!」
「…あぁ」
「やった!!ありがと」
あっ…京介に、ありがとうは禁句?
顔…真っ赤になっちゃったよ。
「じゃああたし、アイス買ってくる!!」
京介、ヤスと大輔に笑われてるみたい。
あぁ、明日から京介に叩き込まれるのかもし
れない。
大輔も、そのあとにヤスと同じ言葉を言い、
徠斗と美月は、青い顔をして、はる君と京介
は、口を開け、ポカンッとしてる。
真夏は、いつも通りだった。
「真夏〜、アイス買いに行こうよ〜」
「そうだね。アイス食べたい」
ふたりで財布を持って、席を立つ。
「日向、お前嘘つくなよ!?」
「はぁ?あたしが、何の嘘をついたのよ」
ヤスと大輔が騒ぎ出す。
というか、大輔に嘘つきなんて言われたの、
初めてなんだけど。
「チビ、てめぇ、まだ宿題終わるはずねぇだ
ろ!?嘘つくんじゃねぇよ!!」
「だから、ヤス!!あたし、チビって名前じゃ
ない。日向だから。ていうか、まだ宿題終わ
るはずないじゃない!!あと、感想文と、強敵
の数学ワークが残ってんのよ!!」
あぁ、数学やんなきゃいけないって思うだけ
で、気分重いんけどぉ…
「数学のワークだけだと!?」
「数学が苦手なの!!今日だけじゃ終わんない
のよ!!」
「…数学、苦手なのか?」
ギャンギャン騒いでた大輔とヤスの隣から、
京介の声が聞こえてきた。
「あっ…」
数学、苦手なの…大輔にバレた?
「…苦手なのか?」
「あ〜、あはは…」
苦手ですが、何か!?
あたし、いつも数学が足を引っ張って、順位
が下がるのよ、悪い?
「…教えてやろうか?」
「えっ?」
マジですか!?
このあたしに、勉強教えてくれる人、現れち
ゃった感じですか!?
「教えて!!」
「…あぁ」
「やった!!ありがと」
あっ…京介に、ありがとうは禁句?
顔…真っ赤になっちゃったよ。
「じゃああたし、アイス買ってくる!!」
京介、ヤスと大輔に笑われてるみたい。
あぁ、明日から京介に叩き込まれるのかもし
れない。