monoTone
今日は…美月とのデートの日。
デートプランは、やっぱり決まってないらし
く、どうしようか…と悩んでいた。
「美月、どうする?」
「俺、女なんかと遊びたくねぇよ~。京ちゃ
ん」
「あ?」
「美月、女もうそろそろ、克服しろよ」
「無理だ」
「あの~」
あたしは思い付いちゃった。
美月が、街で女に声かけられない方法。
「ん?どうした、橘」
「美月、女装したら…女の子には、声かけら
れないんじゃないかな?」
「…は?」
「だって、女の子が女の子に声かけてるとこ
なんて、あたし一度も見たことないし、あた
しさえ平気になってくれれば、それで大丈夫
じゃない?」
「…お前が嫌いだ」
「遂にあたし、嫌いって言われちゃったよ。
まぁ、嫌いでも、何でもいいけどね。あたし
は美月について、嫌いとかなんとか思う前に
さ、美月のことあんまり知らないし」
「…は?」
「は?って言うの、やめて?美月、さっきか
ら、は?しか言わないし。他の反応もしてほ
しいよ?」
「…女装なんか、誰がするか」
「じゃあ、今のままで街に出る?きっと、あ
たしがいようといまいと、女の子たちは、き
っと、美月に声をかけるよ。そしたら、あた
し美月に嫌われてて、彼女ってわけでもない
し、助けないからね?」
「…別にいいし」
「じゃあ、行こうか。あたし、スイーツバイ
キング行きたいなぁ。プラン、決まってない
んだから、別にいいよね?」
「…は?」
「は?は、禁止」
「チッ」
「行くよ~」
美月のワガママ、付き合ってらんない。
あたし、今日は美月としか遊べないし。
真夏と大輔は、ラブラブデート中だし、ヤス
と徠斗のペアは、バイク見に行っちゃってる
し、はる君と京介は、忙しいみたいだし。
あたし、暇したくない~。
ギュッと美月の手を掴み、出発~♪
「うわっ!!ちょっ…や~!!やめろ~!!」
「うっさい」
「京ちゃん~!!助けてっ!!」
「…俺、助けていいのか?」
「ダメ、京介。今日は、我慢しろ」
「チッ」
…京介、舌打ちはどうかと思うよ?
「じゃっ、行ってきま~す」
「京ちゃん、マジで助けて…」
「…頑張れ、美月」
「行ってらっしゃい、橘」
デートプランは、やっぱり決まってないらし
く、どうしようか…と悩んでいた。
「美月、どうする?」
「俺、女なんかと遊びたくねぇよ~。京ちゃ
ん」
「あ?」
「美月、女もうそろそろ、克服しろよ」
「無理だ」
「あの~」
あたしは思い付いちゃった。
美月が、街で女に声かけられない方法。
「ん?どうした、橘」
「美月、女装したら…女の子には、声かけら
れないんじゃないかな?」
「…は?」
「だって、女の子が女の子に声かけてるとこ
なんて、あたし一度も見たことないし、あた
しさえ平気になってくれれば、それで大丈夫
じゃない?」
「…お前が嫌いだ」
「遂にあたし、嫌いって言われちゃったよ。
まぁ、嫌いでも、何でもいいけどね。あたし
は美月について、嫌いとかなんとか思う前に
さ、美月のことあんまり知らないし」
「…は?」
「は?って言うの、やめて?美月、さっきか
ら、は?しか言わないし。他の反応もしてほ
しいよ?」
「…女装なんか、誰がするか」
「じゃあ、今のままで街に出る?きっと、あ
たしがいようといまいと、女の子たちは、き
っと、美月に声をかけるよ。そしたら、あた
し美月に嫌われてて、彼女ってわけでもない
し、助けないからね?」
「…別にいいし」
「じゃあ、行こうか。あたし、スイーツバイ
キング行きたいなぁ。プラン、決まってない
んだから、別にいいよね?」
「…は?」
「は?は、禁止」
「チッ」
「行くよ~」
美月のワガママ、付き合ってらんない。
あたし、今日は美月としか遊べないし。
真夏と大輔は、ラブラブデート中だし、ヤス
と徠斗のペアは、バイク見に行っちゃってる
し、はる君と京介は、忙しいみたいだし。
あたし、暇したくない~。
ギュッと美月の手を掴み、出発~♪
「うわっ!!ちょっ…や~!!やめろ~!!」
「うっさい」
「京ちゃん~!!助けてっ!!」
「…俺、助けていいのか?」
「ダメ、京介。今日は、我慢しろ」
「チッ」
…京介、舌打ちはどうかと思うよ?
「じゃっ、行ってきま~す」
「京ちゃん、マジで助けて…」
「…頑張れ、美月」
「行ってらっしゃい、橘」