monoTone

今日は、ウェートレスさんたちが着る、衣装

が、学校に届けられた。

言われたサイズがあるか、とか、それにもう

少しデコレーションするとかした。

そのメイド服は、とっても可愛かった。

一つ、他のより小さいサイズがあり、何かと

思って聞いたら、飾りとして掲示する、と教

えてもらった。

掲示するんだ~。

そのことを聞いた子には、ニヤッと笑われ、

いなくなってしまった。

「何その、意味深な笑い~!!」

「なんでもな~い!!」

とか言いつつ、もっと笑ってましたよ、あな

た。

「男子の執事服もカッコイイね」

「俺、これ着るんだよ。どう思う?橘」

はる君はウェートレスだから、これを着るん

だ。

「似合うと思うよ。あたし、見たいな~」

「橘に言われると、自信になるよ。橘も見ら

れるよ」

「そうかな?仕事、時間あくかな?」

「大丈夫」

「そっか~」

はる君、カッコイイんだろうな。

爽やかイケメンだから。

でも、京介も絶対に似合う。

顔とか綺麗だし、スタイルもいいし、肌白い

し、セットでつける目がねも、接待に似合う

と思う。

あとは雰囲気と口調をどうにかしてくれれば

な…

でも、黙って座ってて、いや、立っててもい

いけど、そうすれば、カッコイイ人ってなる

よね。

まぁ、もとから京介は、カッコイイけど。

そうなんないかな~?

ちなみに今日は、最終仕上げ。

そうです。

明日が文化祭なのです!!
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