monoTone
「は?」
「………」
「あたし、京介と付き合ってない」
「そうだ~!!日向は、俺んのだ!!」
美月の声が聞こえて、美月がはる君、ヤス、
徠斗、大輔、真夏に囲まれ、捕らえられてる
のが見えた。
声出しちゃ、ダメでしょ~よ。
「京介も何とか言ってよ」
「…俺は知らね」
「本当に付き合ってないんですか?なら、付
き合っちゃってくださいよ~!!」
「はい!?」
「……別に俺はいい」
「はぁ!?」
付き合うって話か!?
「じゃあ、決定ですね~!!今日から、新カッ
プル誕生ですっ!!」
「本当に!?京介、本気?」
「…別に、俺が決めたわけじゃねぇ」
「ちょっと、司会さんっ!!」
司会の男子生徒に詰め寄り、身長の小さいあ
たしは、そいつを下から睨んだ。
「う~ん…湊さんに譲りたくないですがね、
他の人はもっと嫌ですからね~」
「京介っ!!」
「…別に、いいんじゃね?」
「えっ?」
手を引っ張られて、引き寄せられて、ギュッ
と抱き締められた。
「ちょっ…京介!?」
「俺は別に…お前のこと、嫌いじゃねぇよ?
日向」
…嫌いじゃない。
京介でいう…好き。
日向って呼ばれるだけで…今は、くすぐった
い。
「京介のバーカ」
ギュッと抱き締め返したあたしは、もっとバ
カだけどね。
「あっ…あの、沖縄に4泊5日の旅行…」
「8泊10日の旅行…ゲット?」
「…そうだな」
―CUNE…
京介の、油断した笑顔にドキッとしてしまっ
た。
ラブハプニング、終了…でいいのかな?
今日から、あたしの彼氏は京介。
「………」
「あたし、京介と付き合ってない」
「そうだ~!!日向は、俺んのだ!!」
美月の声が聞こえて、美月がはる君、ヤス、
徠斗、大輔、真夏に囲まれ、捕らえられてる
のが見えた。
声出しちゃ、ダメでしょ~よ。
「京介も何とか言ってよ」
「…俺は知らね」
「本当に付き合ってないんですか?なら、付
き合っちゃってくださいよ~!!」
「はい!?」
「……別に俺はいい」
「はぁ!?」
付き合うって話か!?
「じゃあ、決定ですね~!!今日から、新カッ
プル誕生ですっ!!」
「本当に!?京介、本気?」
「…別に、俺が決めたわけじゃねぇ」
「ちょっと、司会さんっ!!」
司会の男子生徒に詰め寄り、身長の小さいあ
たしは、そいつを下から睨んだ。
「う~ん…湊さんに譲りたくないですがね、
他の人はもっと嫌ですからね~」
「京介っ!!」
「…別に、いいんじゃね?」
「えっ?」
手を引っ張られて、引き寄せられて、ギュッ
と抱き締められた。
「ちょっ…京介!?」
「俺は別に…お前のこと、嫌いじゃねぇよ?
日向」
…嫌いじゃない。
京介でいう…好き。
日向って呼ばれるだけで…今は、くすぐった
い。
「京介のバーカ」
ギュッと抱き締め返したあたしは、もっとバ
カだけどね。
「あっ…あの、沖縄に4泊5日の旅行…」
「8泊10日の旅行…ゲット?」
「…そうだな」
―CUNE…
京介の、油断した笑顔にドキッとしてしまっ
た。
ラブハプニング、終了…でいいのかな?
今日から、あたしの彼氏は京介。