私の彼氏は俺様系男子
過去
「失礼しまーす...」
「あ、適当に座って」
晴の部屋.....。
晴の匂いがする。
......なんか、男の子の部屋だな。
まぁ、当たり前なんだけど。
意外と綺麗なんだ......。
もう少し散らかってると思ったのに。
私は中央に置いてあるテーブルの前にちょこんと座った。
「あ。飲み物取ってくるわ」
「うん」
そう言って晴は部屋を出て行った。
私は部屋を見回した。
その時戸棚の上に何かが置いてあるのに気がついた。
「なんだろ......。
まさかエロ本.......!?」
年頃の男の子だからしょうがないけどさ!!
私は気になって、置いてある何かに手を伸ばした。
「ん?
.....卒業アルバム?」