私の彼氏は俺様系男子
私は慌ててイスに座った。
「ははははいっ!!起きましたっ」
「牧原お前、顔真っ赤だぞ?
熱でもあるのか?」
「なっ、ないですっ!!!」
完全に怪しまれてる。
となりでは晴がクスクスと笑っている。
幸いにも、私が晴にキスされたとこを
誰にも見られてはないみたいだった。
HRが終わり、1時間目の準備をした。
「あんな軽いキスで真っ赤になっちゃって」
となりで晴が言ってきた。
「ちょ、声でかいからっ!!」
すると晴が立ち上がった。
「晴、どこいくの?」
「保健室」
「具合でも悪いの?」
「うん。だるいかな」
だるそうにはみえないけど。
「保健室までついていこうか?」
「好きにすれば?」
そう言って晴は、教室から出て行った。
私も晴の後をついて行った。