私の彼氏は俺様系男子

晴はベッドから降りて、
私の目の前に立った。


私が顔を上げると、晴の顔が目の前にあった。


ち、近いっ!!


私が顔を逸らそうとすると、顎を持たれ、
クイっと上に持ち上げられた。


晴はそのまま私の唇にキスをした。


「………っん」


甘くて優しいキス。


「は………るっ……!!」


唇から微かに漏れる声。


一度唇が離れる。


「誰かに見られたら……っ」


「うるせぇ。黙れよ」


だがすぐに唇で塞がれてしまう。


晴は私をイスから立たせ、
カーテンを閉めながら、ベッドにゆっくりと押し倒した。


唇が離れ、今度は耳へとキスが落とされる。


「………ひゃっ…」


くすぐったくて、変な声を出してしまった。


そして晴の唇が耳から首筋へと移動する


もう、くすぐったくてしょうがない。


「…………ぅあっ」


自分の出してる声が恥ずかしい。







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