私の彼氏は俺様系男子
「晴、さっきっから黙れしか言ってないよ?」
「お前がうるせぇからだろ」
私そんなうるさくしてないし。
「てか、そろそろ離れません?」
晴と抱き合ってから軽く5分が経っている。
「なんで?」
「なんでって...。
恥ずかしいし」
「俺は恥ずかしくない」
私は恥ずかしいんだって。
「お前、なんかいい匂いするな」
晴が私の首に鼻を寄せてきた。
晴に髪の毛が首にあたってくすぐったかった。
「.....ふふっ」
「何笑ってんだよ」
「晴の髪の毛がくすぐったくて、つい」
「......へぇ」
晴が悪戯っぽく言う。
すると晴は私の首筋にキスをした。
「........ひっあ」
「ふっ」
晴が笑った。
「な、何....?」
「や、別に。
なんでもねぇ」