私の彼氏は俺様系男子
晴side
俺は優奈を廊下に一人残してきた。
今一緒にいたら、ぜってぇ我慢できなくなる。
俺は屋上に向かった。
屋上に着き、一人地面に寝転び、目を瞑った。
「あー......。
俺、そろそろだめかもな」
なんて呟いた。
「何がだめなんだ?」
突然、声がした。
目を開けるとあいつが立っていた。
「なんだ、新かよ」
「なんだってなんだよ」
岡野 新[オカノ アラタ]
小学校ん時からの幼なじみ。
2年になってクラスが別々になってしまった。
「久しぶりだな」
「クラスばらばらになっちまったもんな」