私の彼氏は俺様系男子
帰り道
「矢野......矢野....」
私はクラス替え発表の用紙が
貼ってある昇降口で、
彼の名前を探していた。
「矢野.....矢野.....」
なかなか見つからず、
最後のクラスまできてしまった。
「矢野….晴.....」
や行のところを探すと、
森山の次に矢野という名字があった。
名前を確認すると、
晴と書かれていた。
「いた......。2年6組...って、
同じクラスじゃん!!」
あんなやついたかな?
「........っあ!!
麻耶、待たせてんだった!!」
私はダッシュで階段を登り、
教室に向かった。