私の彼氏は俺様系男子

嫉妬

チャイムが鳴り、4時間目が終わった。


チャイムが鳴り終えると同時に、
晴が教室にあくびをしながら入ってきた。


「あ、晴!!」


私は晴に駆け寄った。


「もう、あの後どこ行ってたの?」


「ん?.....別に」


晴はそのまま自分の席に座り、
机に突っ伏した。


寝てる....のかな?


一緒にお昼食べようと思ったのに。


私は麻耶のところへ行き、
自販機に向かった。


私の通っている学校は、
昼休みになると中庭に人だかりができる。


中庭に購買があるからなんだけどね。


自販機も中庭にある。


「うわー。今日も人いっぱいだね」


「私、メロンパン買いたかったのになー」


麻耶が残念そうに言った。


「あそこのメロンパンおいしいから、
すぐ売り切れちゃうもんね」


「明日頑張って買いに行こ」


「だね」


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