私の彼氏は俺様系男子
「優奈は鈍感なんだから、考えなくていいの!!
ほら、早くいってらっしゃい♪」
「う、うん....。
じゃあ麻耶、また明日ねー」
「ばいばーい
明日、詳しく聞かせてもらうからねー」
「???」
詳しく?
聞かせてもらう?
何を詳しく聞かれるんだろ....。
「あ、晴が待ってるんだった」
私は急いで教科書と問題集を持ち、
教室を出た。
空き教室って、あそこの教室だよね...?
前に晴と一緒に隠れた教室。
私は空き教室のドアを開けた。
「おせーよ」
「ごめん、ごめん。
麻耶とちょっと話してたの」
私は晴と、向かい合わせになるような状態で
席に座った。
「あ、えと.....。
よろしくおねがいします....」
私は軽く頭を下げた。
「おう。
じゃあ、始める前に....」