私の彼氏は俺様系男子

私、晴の笑顔に弱いなぁ....。


「じゃあ、始めよ」


「うん」


今日から私は晴と一緒に勉強を始めた。


英語の成績はみるみるよくなる......
はずもなく.....。


「てめぇ、なんでこんな問題もわかんねぇんだよ!
中学から出直して来い!!」


「だ、だってぇ......」


私、半分涙目....。


もう、晴の頭からいつか角が出てくるんじゃないかと思うくらい怖い。


いや、もうほんと鬼だよ、鬼!!


「だってじゃねぇ!!
甘ったれんなっ」


晴は、そう言って私の頭を教科書で叩いた。


「いった...。
うぅ......」


私は机の上に突っ伏した。


「おい、サボってんじゃねーよ」


「晴、スパルタすぎるよ.....」


「へー。じゃあ.....」


晴はそう言って私の顔を上に上げ、
私の唇にキスを落とした。


甘くて、優しい、晴のキス。


「たまには甘いの欲しい....ってか?」


唇を離し、意地悪そうに笑った。


「そっ、そーゆー意味じゃ...なくて...」




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