私の彼氏は俺様系男子
「えっと、あの……」
私が戸惑っていると、晴は私の首に顔を寄せてきた。
は、何!?
首ちゅー!!?
ぎゅっと目を瞑った。
ぺたっ
ん?
なんか貼られた?
「よし、完了」
晴は私から離れ、ゴミ箱に何かを捨てた。
私は首筋に手をやると、何かが貼られてた。
「首んとこ、切れてたから絆創膏貼っといた」
あ.....。
絆創膏……………ね。
「え、あ、ありがと……」
なんだ、絆創膏か。
ってか、なんで私残念がってんの!?
「期待した?
顔真っ赤だよ?」
晴が私の顔を覗きこんできた。
「き、期待ってなんの期待よ!!」
「なんなら、その期待に応えてあげようか?」
晴はそっと私の手を握った。