私の彼氏は俺様系男子

誰か来たっ!!


足音がだんだん近づいてきた。


かたんと何かを開ける音がした。


救急箱か何かを開けたのだろう。


てか、またこのパターン!?


前にもこんなことあったよね....。


「晴、ちょっとどいてよ」


私は小声で晴に言った。


「んでだよ、別にいいだろ」


「よくないよ!
こんなとこ誰かに見られたら、これからの高校生活が...」


「俺が守ってやるよ」


晴が真顔な顔で言った。


「....え」


「お前が何かされたら、俺が守る。
これでいいだろ?」


「あ....うん...。
って、そうじゃなくて!」


守ってくれるのは嬉しいけどさ....。


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