【短編】あしかくんは大変なものを盗んでいきました
それに、ラッコくんはあしかくんが何を聞いてもアホなことばかり言いました。
だんだんとあしかくんは、お魚くんたちの時みたいにラッコくんをバカにして遊ぶようになりました。
泳ぎや相撲で勝負する度に、ラッコくんの必死な顔や負けた時のリアクションを見て、あしかくんは大笑いしました。
ひどい時には、あしかくんは泳ぎの遅いラッコくんを少し遠いところに連れていって、置き去りにしたりもしました。
その度に、ラッコくんのリアクションを見て、あしかくんは大笑いをするのでした。