【短編】あしかくんは大変なものを盗んでいきました



あしかくんは、夏休み最後の日にあのメッセージに気付きました。





「ラッコくん…ありがとう!
僕はラッコくんのこと忘れないよ!
もう友達にいじわるしない…絶対にバカにしたりしないから、ね…
うわああああああああん!」





お母さんは





「夏休みが終わるので寂しくて泣いてるのね…」





と思っていました。





でも、そうではありませんでした。





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