好きだから。


あたしがそういうと、安藤さんは、



雄大を見た。





「九条くん…だっけ?」


「はい。」






「あなたも幸せね。」



雄大は、ポカーンとしていた。





「さてさて!お部屋に案内しまーす!」



安藤さんは、そういって笑ったけど、



どこか寂しそうだった。





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