好きだから。
「いらっしゃ……え?!」
店員の声が止まる。
俺らは不思議に思って振り向くと、
そこには知らない女がいた。
突然俺から未来が離れたかと思えば
その女のもとに行く。
「わあ!未来ちゃんだー!」
「悠莉ー!!久しぶりだあ。
変わってないね!!バイト???」
「そ!お姉ちゃん体調崩しちゃってさ。私が代理なの。ってか、
今手繋いでたのって、彼氏?」
「ん、まあ、いちおー」
「うっそ!めちゃめちゃかっこいいじゃん!!すっごーい」