小悪魔の溺愛
・・・

あ、起きた。


「・・・?」


寝ぼけた顔で、オレを見た綾香。


?!!


目が覚めたらしく、

がばっと勢いよく起き上がった。


「優斗先生、何でここに?」

乱れた髪を直しながら、

綾香が言った。


「どこ探しても、いないから、

ここかと思ってきてみたら、」


「って言うか、何で、先生の膝枕で寝てるの?」

少しパニくった綾香が叫んだ。


「体制が辛そうだったから、

膝に寝かせただけだよ」

笑顔でそう言えば、

真っ赤な顔で首を振った。
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