小悪魔の溺愛
(ともだち)

って、

小さく書いてあった。

・・・

恥ずかしい。

・・・

間違えた。



真っ赤になって俯く私に、

先生が呟いた。


「『好きな人』は、間違いじゃないから、

いいんじゃないの?」


・・・そうだけど。


・・・まだ笑ってるし。


「1番になれたし、

他の奴らにわからなければ、

問題なし」

そう言った私の頭をクシャクシャ。

・・・

学年主任が、

こちらに冷たい視線を送っていた。

・・・

知らんぷりしとこ・・・
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