小悪魔の溺愛
テントに戻ると、


ひやかされた。

「なんて書いてあったの?」

一人の子が聞いてきた。


「…先生」


…ウソがばれないかと、

ヒヤヒヤしながら言えば、


「ふ~ん・・・

目の前が、ちょうど

優斗先生がいたし、ちょうどよかったね」


と、笑ってくれて、

ホッと、ため息をついた。


「お~い、クラス対抗リレー出るやる

来いよ」

優斗先生の声。

その声に、集まる生徒たち。

・・・?
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