小悪魔の溺愛
『今頃、なんですか?』

保護者から出た声。

・・・

生徒は誰一人、

何も言えないでいた。

もちろん私も・・・



「責任を取るべき私が、

今までこのクラスの

担任をさせていただいたことに、

感謝したいと思います」


保護者に一礼した優斗先生。


『代わりがいないから仕方なくです。

今すぐにでも、辞めていただきたいわ』


冷たい言葉にも、

優斗先生は動じなかった。


「すぐにやめることもできました、しかし、

ここですぐに辞めても、それこそ

無責任だと思いました。」

優斗先生の言葉に、

言い返せない保護者たち。
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