小悪魔の溺愛
・・・・あ。


一人の親が、拍手をした。

・・・

認めてくれたんだ。

・・・・

一人、また一人・・・


拍手の数が、

どんどん増えていく。


そんな時だった。


一人の親が、

先生に言った。


「来年も、この子たちの担任を

やってあげてください」


「え??」

驚いた顔をした優斗先生。


「私の子は、先生に

たくさん助けていただきました。

だから、もう一年」

一人が言い出すと、

他の親たちも、

似たようなことを言い出した。
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