小悪魔の溺愛
夜。

私は、優斗先生と、

車の中で、話していた。


「優斗先生」


「あんなに嬉しいことはないよ、

でも・・・」


「続ければいいのに・・・」


「もう少しだけ、考えたいんだ」


「なんで?」


「色々と、

やらなきゃならないこともあってね」


何が言いたいのかわからなくて、

首を傾げた私。

それを見て、笑った先生。


「もうすぐ答えが出るよ」

そう言って、

私のおでこに、キスを落とした。
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