小悪魔の溺愛
みんなが必死に書き写していると、

先生がみんなを見て回っていた。

・・・その時だった。


そっと私の机の上に、

優斗先生が、小さな紙をポトンと

落とした。


・・・

私は一番後ろの席だったから、

誰も気づいてなかった。


・・・

そっと紙を開いた。


『放課後、あの準備室で』

・・・

あの告白は、

冗談じゃなかった?

・・・

私は、息をのんだ。
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