小悪魔の溺愛
私は耐えきれず、

靴箱まで走った。

急いで靴を履きかえて、

ドアを出ようとした時、

優斗先生の声がしたかと思うと、

抱き寄せられた。



「誰かに見られたらマズイよ」


私は、何とか先生から逃げようとした。



「ちゃんと、話しを聞け」


「聞く必要ない・・・

私はもう先生の彼女じゃないんだから」


その言葉に先生の手の力が緩んだ。



「本気で言ってるのか?」


「冗談で言える言葉じゃないでしょ?

もう、見てらんない」

そう言って、学校を出た私。




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