小悪魔の溺愛

優斗side

電話も、メールも応答なし。


・・・

学校のいつもの場所に行っても、

綾香の姿はなかった。

・・・

綾香はきっと、

オレからしたことじゃないのは、

わかっているはず。

それでも、

あの光景が、

反対の立場なら、

オレも同じことをしていたかもしれない。


・・・・

今は、

『担任』として、

彼女の傍にいることしかできない。

・・・・

こんなに愛しているのに。

< 171 / 188 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop