小悪魔の溺愛
「拓・・」

「黙ってキスされてろ」


「・・・・」


驚きを隠せない私は、

拓を突き飛ばして、

教室を出た。



・・・・

何だって言うの。


私、失恋したばっかなんだよ?

仮にも傷ついた乙女・・・


渡り廊下で足を止めた。


・・・

そっと自分の唇に指を当てた。
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