小悪魔の溺愛
そう思いながら、

優斗先生を、

見つめ続けていた。


・・・

最後に教室に、

みんなが集まった。


「卒業おめでとう。

月並みだけど、みんなに贈る言葉。

色々あったけど、

みんなのおかげで、ここまでやってこれた。

ありがとう」



優斗先生が、

みんなに頭を下げた。

・・・

みんなに助けられた私たちの恋。

自分から、

それを手放してしまったことが、

みんなに申し訳なかった。
< 181 / 188 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop