小悪魔の溺愛
「松下だから、守りたくなった」

・・・

「…先生、彼女は?」

「いるわけないだろ。・・・

片思い二年目だ」


「・・・?」


「入学してからずっと、

松下一筋・・・」


ちょっと恥ずかしそうに、

微笑んだ優斗先生。

・・・

こんなイケメンが、

私なんかに、片思いだなんて。


「…冗談」

「冗談に聞こえる?」


…聞こえません。
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