小悪魔の溺愛
無言の拓。

・・・

かなり嫌な雰囲気。


「…拓?」

呼んでみたけど、

返事ナシ。


困ったな・・・


「わっ・・ちょっと・・」


急に私の手を握り、足早に歩き出した。


・・・

着いたところは、

ここは、どこかしら??


私は、拓を見つめた。


「ここ・・・俺ん家」


・・・なぜに。

困惑する私に、

拓が呟いた。


「入るぞ」


手を握ったままの拓。

玄関を開けて、ビックリ。
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