小悪魔の溺愛
・・・

この空気、

私には耐えられない。

「ねぇ、拓」


「・・・ん?」


「このCD聞きたいな」


「貸して」


私はさっとCDを渡した。


・・・やっぱり、いい曲。


机に肘をついて、

目をつぶった。


?!な、何?!

私は、閉じていた目を見開いた。

・・・

目の前に、拓の顔がドアップ。


しかも、

キスの真っ最中。
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