小悪魔の溺愛
「廊下でちょっと話しただけだよ」

「そうですか・・・それじゃあ」


納得したのか、綾香はそのまま

廊下を歩いて行った。

・・・

気が付くと、無意識に

綾香の腕を掴んでいた。


「…なんですか?」

「いや・・・なんでもない」

少しでも一緒にいたかったのかもしれない。


おれは、綾香の腕を離すと、

職員室に入って行った。
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