小悪魔の溺愛
机を囲んで、3人で向き合った。

・・・

長い沈黙。


…それを破ったのは、拓。


「オレは、綾香が好きだ・・・

先生は?」


「拓と同じ気持ちだよ」


・・・二人の目線は、私に向けられた。

…私の気持ち。


「私は…拓は、いい友達だし、

優斗先生だって、私にとっては、

先生だし・・・」


「そんなこと聞いてるんじゃない」

拓の口調に、息をのんだ。

・・・だって、

真剣すぎて、怖いくらい。

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