小悪魔の溺愛
「・・・わかった」

そう言って静かに立ち上がると、

先生の家を出て行った。

・・・

優斗先生と、私。


二人きり・・・


・・・・?!

先生の温かい手が、

私の手を包み込んだ。


「オレで、いいの?」


「・・・うん」


掴んだ手を引き寄せて、

私を抱きしめた先生。


「大事にするから」

それだけ言って、

後は抱き合っているだけだった。
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