小悪魔の溺愛
校長の前に、立たされた私と、

優斗先生。

何を言われるのか、不安でいっぱい。


「松下さん」


「は、はい」


私を見て優しく笑いかけた校長。


「優斗先生は優しいですか?」

「へ?」

変わった質問に、思わず声が裏返った。


「どうなんですか?」


「…優しいです」


「よろしい…優斗先生」


「はい」

今度は、優斗先生に質問するらしい。


「彼女に本気ですか?」

「もちろんです」


「そうですか・・・」

無言になった校長。

何が言いたいの?
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