小悪魔の溺愛
「私は、君たちの恋愛には、

賛成ですよ?」


「「え?!」」

二人の声が重なった。


「ただ、やはり、他の生徒や

保護者のこともありますから、

優斗先生には責任を取ってもらわなければ」



「わかってます」


「松下さんにも、形だけ、

一週間の停学をしなければ・・・」


頷いた私。


「こんなことにめげずに、頑張ってほしい」


「校長・・・」

急に小声になった校長。


「実は、私の奥さんも、

私の生徒だったんだ…内緒だけどね?」


私を優斗先生は、顔を見合わせた。
< 82 / 188 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop