小悪魔の溺愛
「お前、優斗先生のこと、

好きだって言ってたよな?」


拓の言葉に、真っ赤になる佐々木。


「もし、お前が、

優斗先生と付き合ってたら、

こんなこと言われて嬉しいか?」



「・・・・」


「他の女子だってそうだ。

優斗先生と付き合いたいとか、

好きかって言ってたくせに、

他の子に捕られたら、そんな態度

取りやがって」


クラスの女子が、みんな

俯いている。


「男子だってそうだ。

松下のこと好きなヤツ

たくさんいるの知ってるぞ。」


男子も、無言。
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