【短】恋病
「ねぇっ今日の、社会のテスト勉強した?!」


「エッ...テストなんか、あったっけ...?」



「え~忘れてたの?佳奈ってば!」


春は「ほら!」と黒板を指差した。




するとそこには...



【本日1時間目社会テスト】としっかり書かれてあった。



嘘~!


しかも1時間目じゃん><

最悪...。


「どうしよ~私、なんも勉強してないや」


私は鞄から教科書を出しながらそういった。



「佳奈が珍しいね!忘れるなんて!」

「私だって人間だもん。忘れることぐらいあるよ...」

「まぁねっあははは」



もぉ...春のバカ~!!

笑い事にしないでよ~(笑



といいつつも口元が緩むのは なんでかな。






『ガラ』


「席に着け~」


やっば!


担任の赤T(赤崎teacher)がドアを勢いよく開け入ってきた。



私は鞄の中のものを、急いで机の中にしまった。




『起立!!』

「おはようございます」


『礼、着席』
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