天然カノジョとツンデレカレシ!?
「あいつに頼まれたんだよ」
「ヒロ…認めてくれたんだ…」
「お前は俺のだし。もう姫香は何も心配すんな」
大好きな先輩の大きな手で
頭を撫でてくれた。
「先輩…離れて行かなくてよかった」
「俺も…戻ってきてくれてよかった」
「んふふ♪」
「い…や。別に?離れたってお前が泣いて追いかけてくるだろ」
「え?私、走るの苦手だから追いかけっこ出来ないよ?」
「……ふっ」
2人っきりの保健室で
おでこを合わせて微笑んだ────