天然カノジョとツンデレカレシ!?





「つ…ばき」




どんなに遠くにいても見つけちゃう。



こっちに手を振る椿を見て、胸の奥が熱くなった。




なんか口をパクパクさせてる………?










「だ……………い……………じょ…………うぶ………?」










確かに、彼はそう言っている。



椿からの言葉は、例え口パクでもちゃんと伝わるもん。





そうだよ…

自分なりに、精一杯楽しく走ればいいんだよ!




椿の一言に何だかすごく救われた。





あ・り・が・と・う








そう口を大きくあけて伝えると、椿は微笑んだ。

< 178 / 439 >

この作品をシェア

pagetop