【完】最初で最後の恋
「確かに俺は、奈央さんのことが、好きでした。けど…佳織さんに“好き”って告白されてから、佳織さんのこと意識してみるようになりました。スーパーで会った時、今までみたことのない表情とかみれて、新鮮で。可愛いなって思って」
か、可愛い…!!??///
「熱でたって聞かされたときは、すげぇ心配で仕方なかったです。初めて佳織さんの“弱音”と“涙”を見た時…守りたい、支えたいって、思いました」
彼の言葉一つ一つが…とても温かくて。
私の目から、涙が流れだす。
「奈央さんと別れたって言った時、優しく包み込んでくれた佳織さんは、温かく、大きく感じました。けど、俺が抱きしめた佳織さんは…華奢で、なによりも小さく感じました。ずっと、1人で大きなことを抱えて。辛いのに、毎日笑顔で。そんな頑張り屋な佳織さんが、好きです」
「…っ、…ヒック…っ…」
「佳織さんの支えになりたいです。佳織さんを、守りたいです。佳織さんの大切な、真希ちゃん、沙希ちゃん、由希くんも、守りたいです。佳織さん、待たせちゃってごめんなさい。俺と、付き合って下さい」
ずっと、ずっと…望んでいた言葉が。
今、大好きな人の口から、やっと聞けた。
とめどなく溢れる涙。
「っ、はい…!」
そう言うと、矢吹くんは私を力強く、抱きしめた。
か、可愛い…!!??///
「熱でたって聞かされたときは、すげぇ心配で仕方なかったです。初めて佳織さんの“弱音”と“涙”を見た時…守りたい、支えたいって、思いました」
彼の言葉一つ一つが…とても温かくて。
私の目から、涙が流れだす。
「奈央さんと別れたって言った時、優しく包み込んでくれた佳織さんは、温かく、大きく感じました。けど、俺が抱きしめた佳織さんは…華奢で、なによりも小さく感じました。ずっと、1人で大きなことを抱えて。辛いのに、毎日笑顔で。そんな頑張り屋な佳織さんが、好きです」
「…っ、…ヒック…っ…」
「佳織さんの支えになりたいです。佳織さんを、守りたいです。佳織さんの大切な、真希ちゃん、沙希ちゃん、由希くんも、守りたいです。佳織さん、待たせちゃってごめんなさい。俺と、付き合って下さい」
ずっと、ずっと…望んでいた言葉が。
今、大好きな人の口から、やっと聞けた。
とめどなく溢れる涙。
「っ、はい…!」
そう言うと、矢吹くんは私を力強く、抱きしめた。