【完】最初で最後の恋
コンコン
「瞬―♪」
ドアを開けると、ボーっとしている瞬。
あたしは瞬に近づく。
「ボーっとして、どうしたの?瞬…「…誰ですか?」
頭が、真っ白になった。
「え?なんの冗談?瞬…」
「……?」
ふざけてやってるんじゃないって、分ってしまった。
ただ、ショックで…。
手に持っていた紙袋が落ちた。
あたしは耐えきれず、走って病室を出た。
「ぅ……ぁっ……」
分っていた、ハズなのに。
聞かされていた、ハズなのに…。
『記憶、なくなるかもしれないらしい』
ずっと前に、聞かされてた。
『わかった!大丈夫だよ、きっと』
簡単に考えていた…。
全然、大丈夫じゃない。
『…誰ですか?』
そう言われた瞬間……
あたしの中で、何かが崩れてしまったんだ。
「瞬―♪」
ドアを開けると、ボーっとしている瞬。
あたしは瞬に近づく。
「ボーっとして、どうしたの?瞬…「…誰ですか?」
頭が、真っ白になった。
「え?なんの冗談?瞬…」
「……?」
ふざけてやってるんじゃないって、分ってしまった。
ただ、ショックで…。
手に持っていた紙袋が落ちた。
あたしは耐えきれず、走って病室を出た。
「ぅ……ぁっ……」
分っていた、ハズなのに。
聞かされていた、ハズなのに…。
『記憶、なくなるかもしれないらしい』
ずっと前に、聞かされてた。
『わかった!大丈夫だよ、きっと』
簡単に考えていた…。
全然、大丈夫じゃない。
『…誰ですか?』
そう言われた瞬間……
あたしの中で、何かが崩れてしまったんだ。