愛しの兄貴~禁断の恋~
†とまらない想い
桜咲く暖かい春の日に母を亡くしてからずっと父と二人だった5歳の私に新しい母と兄が出来た
父の大きな手が大好きだった私がいつの間にかマサ兄の手が好きになっていた
マサ兄は知らないよね
向かい合ってご飯を食べてる時貴方の手を見てドキドキしてた
マサ兄が20歳になり一人暮らしを始めて大好きな手を見れなくなり改めて気付いた
私はマサ兄を兄としてではなく一人の男として好きなことを…
大好きな手の変わりに毎晩くれる電話『結菜おやすみ』の耳元で聞こえる貴方の声にドキドキした
学校では優等生で通ってた私
マサ兄への想いが溢れ出し大好きな貴方の手を思い出し貴方の声に感じ夜ベッドで一人乱れる
マサ兄は知らないよね
こんないけない私を…
毎晩毎晩私の体も心も貴方でいっぱいになる
伝えられない想いを胸に秘め妹ではなく女になる
自分の指を貴方の指だと思い私は私の一番感じる所を刺激する
貴方を求めて求めて熱くなる
もうとめられない…
深く深く入り込む
貴方を想い感じる体
いけないとわかっていてもとめられない…
もうすぐ5歳だった私が20歳になる
ずっとずっと決めていた
マサ兄の25歳の誕生日に私をあげることを…
自分の指ではなく貴方の指で感じたい
けれどその願いはもしかしたら大好きな貴方の手だけではなく声すら聞けなくなるかもしれない
全てを失う覚悟は出来てる
でもこの気持ちはもう押さえきれない
ずっとずっと想い続けてきた気持ちを伝えたい…貴方に
失うことになるのなら
お願いマサ兄
一度でいいから
私を抱いて………