無自覚美少女と3人の王子様!
―昼休み―
『あっあの…彩芽さん…』
「へっ?あのう…あなたは誰でしたっけ…?」
うわ〜失礼なこと言っちゃった…
『僕は同じクラスの平居拓です』
「はぁ…で、何でしょう?」
『あの…もし良かったら一緒に昼飯どうかなって?」
へ?お昼一緒に食べる?
「あの……………」
「なぁ…なにしてんの?」
えっ?隼人が拓って人を物凄く睨みながら低い声で聞いてきた
『僕は彩芽さんを昼飯に誘いに来たんだ!』
拓って人は、隼人に言い返すように強く言った
「え〜なにそれ?彩芽ちゃんは僕らと食べるんだよ?」
隼人の後ろから祐介くんが顔を出してビックリすることを言った…
「だから…彩芽さんから離れてくれます?」
涼くんはニコリと笑っているが目が笑っていない…
『は、はい!』
そう言って拓って人は逃げていく