無自覚美少女と3人の王子様!
ガラッ
『彩芽ちゃんおはよう!』
「あっおはよう…」
知らない人がいきなり挨拶してきた
『彩芽ちゃん、今日音楽あるんだって、僕彩芽ちゃんの歌聞きたいな〜』
「はぁ……」
『あっねぇねぇもしよかったら今度一緒に映画行かない?』
なんか、怖いな…
ギュッ
ヒッ!いきなり手を握ってきた!!
気持ち悪い
ダンッ!!!!!
ビクッ
「おいお前…何馴れ馴れしく彩芽の手握ってんだよ」
この声…
後ろを振り返ると…―――
「隼人!」
「手、離せ」
『すすす、すみません!!!!』
「隼人…ありがとう」
「手、大丈夫か?」
「うん…」
こういう優しい所が隼人のいいところ
「手、貸して」
「えっ?あっうん…」
スッ
チュッ
「!?」
『キャ〜何今の!!』
『羨ましい〜』
周りが騒いでいる
今、なにが起こったの!?
隼人が私の手に
キス…した…
「手握られた感触なくしてやる為のキスだ」
「/////////」
私、今絶対顔真っ赤だ!!
感触なくすキスって…
「なくなったろ?(ニッ)」
「ぅ…うん//////」
「なら良かったな」
でも、手にキスは恥ずかしいよ…///////