今逢いに行きます
first

公園

12月下旬
学校の帰り道、白い息を吐きながら公園の横の道を歩いていた

俺の名前は国木田澪、高校3年
受験生でもあって友達とはあまり遊ばなくなった


「澪ー」

聞き覚えのある声が聞こえた

俺は声の聞こえてきた公園の方に顔を向けた
俺は少し驚いてしまった
いや、悲しかったと言った方があっているのかもしれない

そこには
君、高橋美優という俺の好きな女の子がいた
< 1 / 3 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop