俺様幼なじみと甘々生活!?【完】
○一緒のクラス!?
「おはよ、理央」
「おはよー」
「なんかあった?」
さすが、弥生。
私のテンションが低いことで、何かがあったことを察する。
「実は昨日、アイツが来たの」
「アイツ? ……ああ、もしかして、裕樹君とかいう?」
「うん!」
「へえ? よかったじゃん」
「な、何が?」
「初恋、実るかもよ?」
弥生はニヤニヤしながら、言い放った。
すると、私の怒りのゲージがぐーんと上昇していき、爆発した。
「全っ然、よくない!」
「は? なんで?」
私が涙目になりながら怒るものだから、弥生は引いていた。
「だってアイツ、すっ……ごい、俺様になってたの! 昔はすごく優しかったのに……」
「ふーん? まっ、しょせん、そういうもんなんじゃない? だって、昔から性格が変わんない人間なんていないし」
弥生はクールに言うけど、私は弥生みたいにそんな対応はできない。
「何、話してんだよ?」
「真悟!」
間宮真悟君。
弥生の幼なじみだ。
実は弥生、真悟君が好き。
だけど、幼なじみというちょうどがいい関係を壊したくなくて、ずっと片想いらしい。
「おはよー」
「なんかあった?」
さすが、弥生。
私のテンションが低いことで、何かがあったことを察する。
「実は昨日、アイツが来たの」
「アイツ? ……ああ、もしかして、裕樹君とかいう?」
「うん!」
「へえ? よかったじゃん」
「な、何が?」
「初恋、実るかもよ?」
弥生はニヤニヤしながら、言い放った。
すると、私の怒りのゲージがぐーんと上昇していき、爆発した。
「全っ然、よくない!」
「は? なんで?」
私が涙目になりながら怒るものだから、弥生は引いていた。
「だってアイツ、すっ……ごい、俺様になってたの! 昔はすごく優しかったのに……」
「ふーん? まっ、しょせん、そういうもんなんじゃない? だって、昔から性格が変わんない人間なんていないし」
弥生はクールに言うけど、私は弥生みたいにそんな対応はできない。
「何、話してんだよ?」
「真悟!」
間宮真悟君。
弥生の幼なじみだ。
実は弥生、真悟君が好き。
だけど、幼なじみというちょうどがいい関係を壊したくなくて、ずっと片想いらしい。