俺様幼なじみと甘々生活!?【完】
「理央……」
何を言っているんだろう、私は。
裕樹君に言ったって、何も解決するはずがないのに……。
「理央」
ふわっ……何かに包まれたかと思えば、裕樹君の腕の中にいることに気づく。
「ひ、裕樹君……っ!?」
「ごめんな……。でも、今だけでいい。このままでいさせてくれ」
「裕樹、くん……っ」
今だけなんて、いやだ。
ずっと、このままでいたい……。
じわ、と熱くなる目。
悲しいのと、うれしいのとで、もうぐちゃぐちゃだ……。
私は裕樹君の背中に手を回し、胸に顔を預ける。
「り──」
「今だけなんて……やだよ……」
「な……」
「私……もういいの。私は裕樹君のことが好きなの……」
何を言っているんだろう、私は。
裕樹君に言ったって、何も解決するはずがないのに……。
「理央」
ふわっ……何かに包まれたかと思えば、裕樹君の腕の中にいることに気づく。
「ひ、裕樹君……っ!?」
「ごめんな……。でも、今だけでいい。このままでいさせてくれ」
「裕樹、くん……っ」
今だけなんて、いやだ。
ずっと、このままでいたい……。
じわ、と熱くなる目。
悲しいのと、うれしいのとで、もうぐちゃぐちゃだ……。
私は裕樹君の背中に手を回し、胸に顔を預ける。
「り──」
「今だけなんて……やだよ……」
「な……」
「私……もういいの。私は裕樹君のことが好きなの……」